オタクだって生きてる

推しという生きる糧が欲しい。

ドリフェス!ラストライブに行って来た話

10月21日、アミューズバンダイナムコグループが手がける5次元アイドルプロジェクト「ドリフェス!」が3年間の活動に幕を下ろしました。

プロジェクトが始まって間もない頃、サイエンスホールのイベントで天宮奏役の石原壮馬さんが「いつか隣に立ちたい」と言っていた武道館、ついにやって来ました!!!

といっても「HANDSOME FESTIVAL 2016」でドリフェス!のカードを貰って、カードダスとアニメをちょっとかじっていた程度の知識しかない奴の備忘録です。ゆるい知識しかないので間違っている部分があったら教えてください。

 

物販では色々と問題があったみたいだけど割愛してライブのことだけ書きます。前日の夜まで仕事していて予習もできずに、軽い寝坊をして慌てて武道館へ行きました。ちゃんとキンブレを持って家を出るあたり、オタクが染み付いてるなと実感しました。

客席はスタンドの下手側。スタンドって遠いイメージだったけど、意外と近い! ステージにいる彼らとアリーナのオタクたちを見渡せる良い席でした。ソロ曲の時に一斉にペンライトの色が変わったのは客席から見ても絶景でした。ペンラが綺麗ってライブあるあるだけどね。

 

最初のシングル曲は知ってたけど、それ以外は全然分からなかった・・・。DDが可愛いのだけは分かった(?)。キャラクターは奏くんが好きだったんですけど、キャストは誰を見れば良いか分からず、とりあえずキョロキョロしてました。ドリフェス!のキャストたちは流石アミューズ、みんな顔が良くて眼福でした。ノリの良い曲が多くて、普通にハマる勢いでペンラ振ってました。めっちゃ楽しかったし、ドリカっぽい照明も凄い好みだった。

富田さんの「一番の太陽は俺なんで!」ってドヤ顔で言ってくるのと曲中のスクリーンでふざけて変顔するのがツボでした。あと、KUROFUNEの「宇宙から来た人〜〜?」で皆元気良く返事してるの面白すぎた。ド!は宇宙規模のアイドルなんですね!最高超えてる!!

 

最後のコメントで、株元さんが上を向いて堪えようとするんだけどやっぱり涙が溢れるのを見て、ファンも結構我慢できず泣いてました。「皆さんは何をしてきたんですかね」って問いかけて、アニメとかゲームとか色々なコンテンツがあったことを振り返ってて、私もちゃんとゲームとかしたかったなと思いました。カードダスは楽しかったけど、音楽アプリとかも楽しそう。中国版ならできるって噂聞いたけど、できるんですかね??

次の戸谷さんも普通に涙腺崩壊して、我慢しようと思ってたのにってボロボロ泣いてました。アイドル役のくせに炎上して結構物議醸してたけど仕事に思い入れはちゃんとあるんだなと思いました。それぞれの道に進んでても心の中で生き続けるってコメント、かっこいいですよね。さすがプリンス。

 

正木さんは最初から涙ダバダバ状態で誰よりも泣いてた気がする。芸能界に入るきっかけがこのプロジェクトで、7人の中で一番ドリフェスに人生を変えられた人ですし、当たり前といえば当たり前ですね。コメントが割と支離滅裂で自分でも何言ってるのか分からないみたいになってたけど「寂しくないわけないじゃん!」って取り繕わずに叫んでて、正直めっちゃ可愛かったです。あと、「ドリフェス!は僕の人生で、僕の青春でした」って締めてたけど、全力注いだ感溢れる言葉で、いつか推しに言って欲しいです。私も推しの人生で青春の時間を一緒に過ごしたい。

太田さんはドリフェス始まる前自分の道に迷ってたって話してて、確かにハンサムとか劇プレにちょこちょこ出てたけど、あんまり目立つようなイメージなかったわ。印象的なのが「応援してくれている方へ」じゃなくて「ドリフェス!が始まる前から応援してくれている方、最近出会ってくれた人、僕らの音楽からは離れてしまった人」も対象に入れてコメントしてたこと。一人一人がいたからここまでやってこれたって話してて、個人的にぐっときました。私も最初と最後しかドリフェス知らないし、追いかけてこなかった人間なので、全然誇れないんですよね。でも「誇りに思って欲しい」って言った太田さんの言葉は半端なオタクからすると救いの言葉だと思いました。

 

富田さんはネタみたいなこと話すんだろうなって薄々思ってました(偏見)。でも初っ端からアニメとか全然見てなかったって言い始めて、あれ失言フラグ?って一瞬焦りました。役者としてやっていきたい気持ちが大きくて声優に抵抗があったみたいで、ファンに対して「ご存知でしたよね?」って苦笑い。自分の仕事に思うところがあっても全力でキャラと向き合ってくれて、大舞台で最高の姿見せてくれるって、ネタキャラかと思ってたらめっちゃ誠実・・・! 「僕は最高の夢を叶えさせてもらいました」ってファンの子達やスタッフの方々が支えてくれたからこそ出てくる言葉なんだろうなと思いました。すごい推せる。

 

次のコメントの溝口さんは正直なところ俳優での印象が強すぎてアイドルのイメージがなかったんですよね。人気も知名度もそこそこあったし、新人プロジェクトに入れられて納得してない感が凄い出てた思い出があります。序盤しか知らないけど。インタビューで太田さんが「琢矢にとってのDearDreamって1〜2か月で終わってしまう舞台と同じで、『今ここに属しているから頑張ろう』っていうイメージだった」とその部分に関して突っ込んでいて、でもコメントの溝口さんは「自分の中でもう一つ新しい世界が開けたし、及川慎くんに出会えて、皆さんに出会えて、このメンバーに出会えて、本当に幸せでした」って話してて、ちょっと泣きそうになりました。素敵な仲間に私も出会いたい。

 

そして最後。私の推しキャラをしていた石原さん。正木さんとは対照的に凄い笑顔でした。キラキラの太陽スマイル凄い好きです。

「最初応援してくれて、途中でいなくなった人もいると思います。一緒に作ってきたスタッフさんの中にも、最初ずっと一緒にやってきて、途中でいなくなった人もいます。でも途中から僕らを知って応援してくれる人や、支えてくれる人もいて。最初から最後までずっといる人もいて。全部合わせたら半端じゃないですよ、この数は。(中略)今までこのドリフェス!に関わってくれた全員の力があって今日ここに立っているので」って何なのドリフェスは。太田さんといい石原さんといいオタクに優しすぎる……

よく分からない感情のまま泣いてたんですけど、石原さんが「でも俺、何も悲しくないと思うんですよね。最初から考えたら何も減るものはないし、むしろ増えたものばっかり」って言ってて、終わることは寂しいけど確かに悲しいことはないなと思いました。

インタビューの時は歌詞の<僕たちは出逢ったことを誇っていい>に対して、石原さんが「誇ってる…?」ってピンときてなかったのに、最後の挨拶で堂々と「僕らも勿論誇りに思うけど、ここにいる皆さんも誇っていい!」と言ってるの最高すぎる。本当に3年間で武道館まで来るのって夢みたいな話だし「勝ち」ですね。

 

ちなみにコメントは覚えてないとこもあったのでモデルプレスさん見ながら記憶を反芻してました。

 

もう終わりを迎えてしまったけど、きっとファンの心にドリフェス!は生き続けていくんだろうな。だってファンじゃなかった私ですら軽いロスに陥るくらい凄かった・・・(その後アニメイトでライブDVDを衝動買いした)

ドリフェス!は最高を超えたコンテンツだと確信しました。

 

 

ちなみに来年1月、超豪華版設定資料集が発売されるらしいです。お値段が17,820円と聞いてぼったくりだと思ったんですが、蓋を開けてみると厚さ8センチに重さ4キロというやばい代物でした。四季報より分厚くない・・・??

 

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 改めて、ドリフェス!3年間お疲れ様でした!!